からだへの影響(視力)

学校保健統計調査の結果によると裸眼視力1.0未満の者が過去最多を更新し続けています。

   平成28年度  平成29年度  平成30年度  令和元年度
 小学生     31.46%    32.46%   34.10%   34.57%

 中学生

   54.63%      56.33%     56.04%     57.47%
 高校生      65.99%      62.30%     67.23%     67.64%

健康診断では裸眼視力のみを測定するので、近視によるものなのか遠視によるものなのかなどは分かりません。

しかし、スマホや読書、勉強など近くを見続けることで近視が進むこと、太陽光を2時間あびることが近視の進行抑制に効果があることが分かっています。 

〇スマホなど近くを見続けないように、30センチぐらい目から離して、1時間したら 5分~10分程度、外の景色を見るなどして目を休めましょう!

 目のトラブルをさけるためにも・・・集中して見続けると、まばたきの回数が減り、涙が目の表面を十分に覆うことができなくなり、目の潤いを保っている涙が蒸発しやすくなります。これをドライアイといいます。涙は、1 日2 ~ 3ml分泌されて、目についたゴミを洗い流したり酸素を届けたりと、目にとって重要な役割を果たしているため、ドライアイになると、しょぼしょぼする、充血、疲れ目をはじめ、さまざまな目のトラブルを引き起こしやすくなります。

〇「20ー20ー20」ルール

 アメリカ眼科医会では20分続けて近くを見たら、20フィート(6メートル)以上はなれたものを20秒間ながめるという「20-20-20」ルールをすすめています。近くを見る時間が長くなると近視が進行するとされるので、その時間を意識して減らそうというものです。

〇外に出て太陽の光を浴びよう!